湯之奥金山博物館屋上防水工事

2020.07.08

こんにちわ
雨雨雨雨あめ雨雨雨雨雨の日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
 梅雨の時期なので仕方ないことですが、現場での作業が4日ほどできておりません。
梅雨明けしたら、休日返上でまた頑張るしかないですね~

それでは行きましょう、今日のご報告はこちら↓↓↓


甲斐黄金村 湯之奥金山博物館!!!
中世・戦国時代に栄えた湯之奥金山遺跡に関する町営の博物館です。

詳しくはこちらを→→→https://www.town.minobu.lg.jp/kinzan/

5月に行われました身延町の入札で頂いた仕事で、こちらの屋上の防水工事を行いました。

着工前はこんな状況↓↓


モルタルの表面は劣化して目地棒
は取れています、雨漏りもしていました。

この屋上まで地上から約9メートルあります。資材の搬入や作業効率を考えますと、昇降階段が必要です。
とゆうことで昇降階段の設置 ドーン!! ↓↓↓


一般的な塗装業者さんでは足場屋さんに依頼するところでしょうが、私たちはちょっと違います。!!!
自社で設置しちゃいます。資材はもちろん自社のもの、防水工事にあたる作業者自ら作業を行います。
そうすることで、時間短縮、設置コスト削減、使用者が設置するので使いやすい階段ができます。
もちろん全員、足場主任技術者の有資格者なので、ご安心ください。
最終的には工事価格にも反映されていますよ。
一般住宅でも私たちは足場から請け負いますのでよろしくお願いいたしますね。

話が反れましたが、まずは洗浄作業


高圧洗浄を行うと、ここまできれいになります。洗浄することでこれ以降の塗料の密着も変わってきます。


壊れた目地棒の撤去、新規目地棒を挿入し、プライマー塗装、通気緩衝シート貼り作業↓↓↓




このシート、なかなかの優れもの!!!
改修工事で既存モルタルに直接ウレタンゴムを施工すると100パーセントと言ってよいくらい膨れ(密着不良)が発生します。
それはモルタルが雨などの水分を含んでしまっているから。その膨れがもし破裂してしまうと、そこから雨水が入り込みまた雨漏れなんてことも考えられます。
簡単に説明しますと、このシートを貼ることで、モルタルに含まれた水分の通過層を作ることになり、膨れ(密着不良)の問題が解消できます。
また今回使用したシートは厚みがあるもので、モルタル面の痛み(不陸部分)をカバーすることができます。

 私たちは大きな建物だけでなく、一般住宅においても改修工事はもちろん、新規の場合でも将来的なメンテナンスを考えますとこの工法をお薦めすることが多いです。

通気緩衝シート完成です。次はいよいよウレタンゴム流し込みです。



次はいよいよウレタンゴム流しこみ作業です。このときは普段使っている刷毛からこの時は左官ゴテに持ち替え、絶妙なコテさばきでウレタンゴムを流し込んでいきます。




流し込みが終わるとこんな感じ。↓↓↓ しかしこれではウレタンゴムの厚さが基準値まで届いておりません。同じ作業を再度繰り返します。



硬化後にウレタンゴム流し込み2回目です。 今度は1回目との境が見えにくくなります。うっかり踏んでしまわないように注意しての作業です。
一日中、中腰での作業はしんどいです凹
 

2回目完了!!!     ウレタンゴム流し込み2回でじゅうぶん基準値クリヤーしました。


まだまだあります 次はトップコート塗装です。



トップコート塗装完了、洗浄作業からですと、6工程でやっと完成です。

屋上がシームレスなウレタンゴム塗膜で覆われました 

雨漏れも無事に止まりました !(^^)!

完成



前田塗装は塗装工事だけでなく、防水工事もやっております。
ウレタン防水以外の、シート防水、FRP防水もお任せください。
新築工事はもちろん、雨漏れでお困りでしたら、ぜひご相談ください。